「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

人から誤解されてしまう

言葉を字義通りに受け取りアスペルガー症候群の子供は、思ったことを素直に口に出してしまいがちなので、他人から誤解されることがあります。

 

アスペルガー症候群の子供は、知っている言葉の数は多くても、言葉の裏に気持ちを込めることがうまくできません。

 

例えば、友達に対して「絵が下手だね」と言った場合、「下手」は事実を表すものであって、それ以上の意味はありません。

 

相手を馬鹿にする気持ちも、非難する気持ちもないのです。

 

しかし、友達はそうは受け取らないでしょう。「絵が下手だね」と言われたら悲しくなったり、ときには怒ったりするものです。

 

アスペルガー症候群の子供は、この相手の気持ちを推測することが苦手で、事実を言っただけなのに、相手がそれに対し泣いたり怒ったりすることが疑問に思ってしまうのです。

 

また、相手が嫌な顔をしても、その表情の意味(相手が嫌がっていること)を理解することが苦手です。

 

こうして、アスペルガー症候群の子供は相手から誤解されやすいのです。