「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

運動が苦手

アスペルガー症候群の子供には、運動が苦手な傾向があります。

 

これには、独特の知覚が関わっていると考えられます。

 

アスペルガー症候群かどうかを診断する際に参考にする「「ギルバーグの診断基準」には、「運動の不器用さ」という項目があります。

 

アスペルガー症候群の子供の中には、体を器用に動かすことができない子供がいるのはよく知られています。

 

その大きな原因として考えられているのが、アスペルガー症候群の子供が持っている独特の知覚です。

 

視覚や聴覚、触覚などによって外部から入ってくる情報を、脳の中で上手に整理することができません。

 

その結果、自分の体の動きを上手にモニターすることが苦手なのだと思われます。

 

そのため、運動時に手足の協調的な動作ができず、動きがぎこちなくなってしまうのです。

 

ただし、医学的にアスペルガー症候群の不器用さの真の原因については、現時点では推測の域を超えていません。

 

アスペルガー症候群の診断基準(ギルバーグの診断基準)

 

社会性の欠陥(極端な自己中心性)

 

(次のうち少なくとも2つ)

  • 友達と相互に関わる能力に欠ける
  • 友達と相互に関わろうとする意欲に欠ける
  • 社会的シグナルの理解に欠ける
  • 社会的・感情的に適切さを欠く行動

 

興味・関心の狭さ

 

(次のうち少なくとも1つ)

  • ほかの活動を受け付けない
  • 固執を繰り返す
  • 固定的で無目的な傾向

 

反復的な決まり

 

(次のうち少なくとも1つ)

  • 自分に対して、生活上で
  • 他人に対して

 

話し言葉と言葉の特質

 

(次のうち少なくとも3つ)

  • 発達の遅れ
  • 表面的にはよく熟達した表出現後
  • 形式的で、細かなことにこだわる言語表現
  • 韻律の奇妙さ、独特な声の調子
  • 表面的・暗示的な意味の取り違えなどの理解の悪さ

 

非言語コミュニケーションの問題

 

(次のうち少なくとも1つ)

  • 身振りの使用が少ない
  • 身体言語(ボディランゲージ)のぎこちなさ、粗雑さ
  • 表情が乏しい
  • 表現が適切でない
  • 視線が奇妙、よそよそしい

 

運動の不器用さ

 

  • 神経発達の検査成績が悪い