「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

道順や手順に強い「こだわり」

アスペルガー症候群の子供は、予定外のことが起こると、とても不安になってしまいます。

 

そのため、同じ手順に強いこだわりを持ちます。

 

通いなれた道に飽きたから、「今日はいつもと違う道を通ってみよう」好奇心いっぱいの子供なら当たり前にあることですが、アスペルガー症候群の子供にとって、これはとても混乱することです。

 

アスペルガー症候群の子供はいつも通る通いなれた道とは違う道を通るという予期せぬ体験に、不安を感じてしまうのです。

 

普通の子は結局は同じ道に出るのだから大丈夫と考えるのですが、アスペルガー症候群の子供は状況の変化に臨機応変に対応することが苦手です。

 

状況の変化に対して、何が起きているのかを類推することが不得手なのです。

 

これは、アスペルガー症候群の子供が物事をとらえるときに特有の認知の仕方をするためで、どうしたらいいのかわからなくなり、場合によってはパニックを起こしてしまうこともあります。

 

類似例

 

今日は遠足の日 ⇒ 雨が降って中止 ⇒ 「今日は遠足の予定なのに、なぜ中止なの?」

 

雨の日は濡れてしまうから、外に出られない。だから遠足は中止になる。

 

という理論が理解できない。

 

毎日学校へ行く道 ⇒ 今日は工事があり、回り道の標識が出ている ⇒ 「違う道を通ったら学校につけない」

 

今日は工事だから、危ないのでこの道は通れない。だからこの別の道で学校へ行こう。

 

という論理が理解できない。