「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

得意な学習の仕方を生かす

アスペルガー症候群は知的な遅れを伴いませんが、やり方によってはうまく学習できないこともあります。得意な分野を生かす指導が大切です。

 

アスペルガー症候群の子供が学習を進めるには、その特性を生かして勉強することが大切です。

 

学習面での大きな特徴は、得意分野と不得意分野がはっきり分かれていることです。

 

得意なのは、規則を覚えること、型どおりの手順を用いること、細かい部分を覚えてそれらを積み上げていくことです。

 

不得意なのは、自分で考えて答えを導き出したり、問題を解決するにはどうしたらよいかなどを模索するものです。

 

新しく習うところは、細かく分けて説明し、その都度要点を強調すると、スムーズに学習が進みます。

 

また、写真やビデオなど視覚的な教材を用い、寸劇や実験といった体験的なものも盛り込むと学習の手掛かりになり、効果的です。

 

これらは、通常の子供たちにも有効な手法ではないでしょうか?

 

課題の始まりと終わりを告げることも大切です。

 

さらに、最終目標のモデルをみせると予測がつくため、課題への集中力が増し、学習効果が上がります。