「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

特有の触覚や身体感覚

感覚が敏感すぎるアスペルガー症候群の子供たちは、聴覚や視覚だけでなく、触覚や身体感覚にも独特の感受性があります。

 

私たちは、数ある情報から、自分に必要なものだけを取り出すということを自然に行っていますが、多くのアスペルガー症候群の子供は、不必要な情報をうまく排除することができないため、特有の感覚に悩まされています。

 

これは聴覚や視覚だけでなく、触覚にもいえることです。

 

通常、服を着たり靴を履いたりしていても、その感覚を意識することはありませんが、アスペルガー症候群の子供の中には、この感覚が常に意識にのぼっていまう人がいます。

 

他の何かをしても、服が体に触れる感覚や靴が足を覆っている感覚が気になって仕方がない状態です。

 

触覚への刺激が痛みを伴う場合もあり、雨粒が皮膚に当たると痛みを感じる人もいるようです。

 

身体感覚がうまくつかめないケースもあり、こたつの中で自分の足がどこにあるのかわからなくなり、こたつから出られなくなることさえあります。