「高機能自閉症」とも呼ばれるアスペルガー症候群

 

大人になれば対人関係は改善する?

アスペルガー症候群は生まれつきの行動特性であり、自然に改善するものではありません。

 

しかし経験によって対処法を身につけていくことができます。

 

アスペルガー症候群の行動特性は、子供から大人になっても基本的に変わりはありません。

 

そのため、大人になっても子供とは違ったかたちで暮らしにくさは続いていきます。

 

思春期以降は自分が周囲の人と違うことに気付き始めるので、悩みはより一層深まる傾向にあります。

 

中には、社会に適応できなくなったり、うつになったりする子もいます。

 

しかし、アスペルガー症候群の子供は、社会生活の中で経験を積み重ねていく中で、自分なりに対処法を獲得していきます。

 

自分のとった行動で自分自身がなんらかの困難に直面した場合、あの状況では別の行動をとるべきだったと分析し、学習していくのです。

 

内面の葛藤を抑えて周囲の環境や人と合わせられる能力も身についていきます。

 

自分で周囲の環境や人と合わせる技能を身につけていくと、周囲との折り合いもよくなり、本人のストレスも軽減されます。